いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

猫の日(=^x^=)

昨日は猫の日でした。

にゃんにゃんにゃん(=^x^=)。

「猫とともに暮らせる幸せと喜びに感謝する日」としてこの猫の日が作られたのは、1987年だそうです。最近の猫ブームに乗っかった「俄」ではないんですね。「世界猫の日」は8月8日だそうですが、日本では2月22日の方が有名ですね。雑貨屋さんにはかわいい猫グッズが、スイーツのお店には猫をモチーフにしたお菓子が並び、猫好きとしては見ているだけで楽しくなります。見るだけで、買うことはめったにないですが…😅。

 

猫の日の3日前、少し遠くに住む友達と、2年ぶりに会いました。

彼女は、ALSのご主人を24時間体制で介護していて、普段ご主人のそばを離れられるのは、訪看さんとかが来られる僅かな時間だけという生活。だから、ここ何年かは、その時間に合わせて私が家まで会いに行っていました。

 

でも、今回は、うちから20分ほどのところで再会。な、なんと。彼女の猫が前足の肘から肩にかけて複雑骨折😱。結構ぐしゃぐしゃに😰。かかりつけ医さんから、実績のある動物病院🏥を紹介され、そこで、プレートを入れてボルト6本で固定する手術を。その抜糸に来た時に、病院の駐車場まで会いに行きました。

 

車の中で、ケージの中からの訴えるような視線を尻目に、パンをかじりながらおしゃべりに没頭するおばさん2人😃。猫ちゃんもあまり待たせるわけにもいかず、ヘルパーさんを頼んできたとはいえ、ご主人もあまり待たせるわけにもいかず、きっちり1時間でお開きにしましたが、濃い時間を過ごせました🎵。

 

おそらくこのまま、ご主人のベッドから離れることなく、介護だけの人生を生きる彼女。その中で、彼女は、一生懸命模索して工夫して納得して楽しみを見つけて地に足をつけています。すごい。

 

人間って、何があってもその場になればやるしかないからやれちゃうのかもしれないけど、やるしかなくてもどうしてもやれない人もいるわけで。

彼女を「やれちゃう人」にさせたのは、彼女自身が持つ、任務を悟った聡明さと、次々降ってくる難題や変化に対応していく適応力と、ご主人や周りの人をリスペクトする人間力なんだろうな、と思いました。あ、そして、忘れてはいけないのが、ご主人にも彼女にも寄り添ってくれる愛猫の力も🥰。

 

若い頃に「素敵😃」とあこがれていた物事や生き方と、今思うそれらと、全然違います。自分も、うわっつらだけでなく、少しずつ、深いところに目を向けられるようになってきたかな、と思います。

 

彼女が心穏やかに日々過ごせますように。

 

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東京・品川にあるクロネコヤマトミュージアムのエコバッグです。生地もしっかりと厚くて、色やデザインもとても気に入っています。控えめなクロネコがとてもかわいい。そして、主張しないトラックがまるでクロネコの友達みたいです。

 

世界中の猫に、生き物に、感謝🍀。私たちを癒やしてくれて、慈しみの気持ちや生きることの素晴らしさを教えてくれて、ありがとう🐈‍⬛。