カオス発生
このところ、家族がインスタントスープにどハマりしていました。コーンスープやほかの味には目も舌も?くれず、来る日も来る日も、たたひたむきに、じゃがいものポタージュスープ。大箱を買ってきても数日で空に。
そんなに飲みたいなら……作ろっか。
フードプロセッサーあるし。冷やしてビシソワーズにしたら、ホットのポタージュより絶対おいしいし…。
今一つ乗り気になりきれない、心のつぶやき。
というのも、お鍋やフライパンで作ってはい出来上がり!ではないお料理って、結構手間がかかります。準備するものや洗いものも多い。そういう労力と出来上がりの評価が比例しない気がして、どうも気が乗らないのです。…不精者の遠吠えなんですが…💦。
例えば、グラタンとか。
フライパンで食べられる状態まで出来上がったものを、なんでまたわざわざ耐熱皿に入れてチーズを載せてオーブンで焼かなきゃなんないのー?と、思ってしまいます😅。狭いキッチンあるあるで、普段は電子レンジとしてしか使ってないオーブンレンジの上は、あれもこれもと物置状態になってますが、オーブンとして使う時は熱くなるので、それらも全部下ろしてどっかに動かして、あとからまた戻さなきゃならないし。オーブンの角皿も、具や溶けたチーズがこぼれて焦げついて、ガリガリと洗わなきゃならないし。そうやって時間も手間もかけた挙句に、手抜きの一品料理みたいな位置に据え置かれてしまうとなると、どうもねえ…。
でも。
ポタージュも地道に手間かかるよね…という後ろ向きの気分を、強制的にぐいっと前に向けて、ごちゃごちゃごねずに取りかかりました。
バターとチキンコンソメで、じゃがいも🥔とタマネギを炒めて、お水を入れて煮て、冷めるまで待って、フードプロセッサーへ。バケツレベル?に作ったので、一度では入りません。まず1回目、スイッチonして、ぎゅいーん。終わったら別の大鍋に移します。2回目ぎゅいーん、大鍋へ。3回目ぎゅいーん、大鍋へ。最後に、プロセッサーの内側に貼りついている残りをゴムベラできれいに取って大鍋に。そして、大鍋の中の乳液状のじゃがいもとタマネギに牛乳を入れ、混ぜながら弱火で温めて、スパイスと塩で味を整えて。室温にまで冷めたら、大きなタッパーに移して冷蔵庫へ。冷えるまで数時間。
家族にはとても好評でした。
ちゃんとじゃがいもの味がしておいしい、とても滑らかで、低脂肪乳を使ったことでしつこくない味わいになったので、じゃんじゃん飲める、と喜んでくれました。
うん、そうか。作ってよかった😊。
家族が喜んで食べてくれることが、対価であり、主婦のお給料ですものね。
その後、フードプロセッサーに、第二次出動要請が出ました。想定外…。仕方ない。同じのもつまらないので、今度はさつまいも🍠で、ぎゅいーん。
じゃがいもよりさつまいもの方が味が太くて甘くていい!と、これまた家族から絶賛の声。
はあ。スープひとつを作るのに、大鍋ダブルとプロセッサーという大掛かりな洗い物。しっかり乾かして棚にしまい込むまで置いておく場所の確保も難しい。そもそも、キッチン全面を片付けてスペース確保しないと始まらないし、ちゃんと冷やして夕食に出すためには、朝食終わっだタイミングで作らないといけないし。タイムリミット付きでやるべきキッチン仕事は、ほかにもたくさんあるわけで、そこで同時進行でこれが入ってくると、キッチン、カオス😑。
ついついぼやきました💦。
が、労を惜しまないと、やはり、結果につながりますね。「美味しく食べられる」ことは、いろんな意味でとても幸せなことです🍀。
ひとつ、苦しかったこと。
煮たさつまいもと玉ねぎをプロセッサーで滑らかにした時、私の目👀は、「お節用のきんとんだ!」と、脳🧠に信号を送りました。そのあと、味見をした時、私の舌👅は、「これはきんとんじゃない!」と、脳🧠に信号を送ってきました。
両者一歩も譲らず、しばらく、脳内、カオス😑。収束には、キッチンカオスの場合よりも長い一定の期間を要しました😅。
でも、美味しいスープでした🎵。
デリシャス。