いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

勝手な推測を混ぜない

先日、引っ越しをひとつ手伝ってきました。県外の一人暮らし世帯の撤収です。

 

アパートの不動産屋さんは、ご夫婦揃ってなかなかのレベルで、うーん、あまり感じのよろしくない方々💦。地元の名士さんであり、資産家さんであるらしいのですが、相手を見下して強く出る上から目線な話し方が、私も当初から苦手でした💦。

 

引っ越し業者さんが搬出に到着する時間の枠は13時から17時の間という話になっていて、本人は、それを予め不動産屋さんにも伝えていました。

 

で、当日のお昼頃に、引っ越し業者さんから、「今日は立て込んでいて、16時過ぎてからの到着となります。」と連絡があったので、本人が不動産屋さんにそれを連絡しました。

 

ところが。

 

横で聞いていると、

不動産屋さんが電話口で、

「うちの営業時刻は17時まで。17時までに搬出が終わって、部屋のチェックをしないといけない。16時過ぎてからの到着で、17時までに運び出しが終わるのか?部屋のチェックが終わるのが17時を過ぎるのは困る」と言っている様子。

 

えー

そんなあ💦

 

もともと、「到着時刻の枠が17時まで」という約束だったのだから、16時過ぎに来る引っ越し業者さんに落ち度はありません。引っ越し業者さんだって、どっかで油売ってるわけじゃなく、急いで向かってくれてるわけだし。

 

本人の言い方が至らず、

「13時から17時の4時間かけて搬出をする」と、不動産屋さんが勘違いしていたのか?

 

いや、まさかね。

そりゃ、ない。

一人暮らし世帯の搬出に4時間もかかるなんて、そもそもありえないし。

 

で、

電話の話を横で聞いていて感じたこと。

 

ヒジョーに他者に気を遣うタイプの気の小さい本人は、

不動産屋さんにビビってるらしく、

「引っ越し屋さんもそんなに遅くならないと思うので」

とか

「運び出しも30分くらいで終わると思うので」

とか、

希望的理想的観測のもと、勝手に推測で話していて…。

 

いや、それ、ダメでしょ😑。

 

こんな話し方は、齟齬につながる。

事実と希望は一致しないのだから。

 

この感じからして、

本人が、

「引っ越し屋さんの到着時刻は、早くて13時、遅くて17時です。そこから搬出になります。」

というふうに、ただ、「事実」を伝えてなかったのかな、と

容易に推測できました😰。

この推測が正しければ、

本人のモノの言い方にも

大いに問題ありだと思うのです😑。

 

キッパリわかりやすく、

「引っ越し業者さんがこう言っています」と、事実だけを伝えていたら、

不動産屋さんの「17時までに終わらないと困る」という意思確認も、その場でできていた可能性もあるわけで。

 

で、不動産屋さんからダメ出しが出ていれば、「もし17時までに終わらなかった場合、申し訳ないのですが、待ってもらえませんか?」と

お願いする、

不動産屋さんがどうしても17時までに終わらせたいと言うなら、

引っ越し業者さんにそれを伝えて、可能ですか?と、予め交渉しておけばよかったわけで。

 

事実を適切な正しい言葉で伝えて、

支障がある事態なら、適切な正しい言葉で、対応をお願いする。

 

遅くなってほしくない、とか、

30分で終わってほしい、とか、

いくら願ったって、

引っ越し屋さんが早く来るわけでもなく、半分の時間で搬出できるわけでもなく。

何も事実は変えられません。

 

正しく状況を伝えて初めて、相手も正しく対応できるのだと思います。

 

感じが悪かろうが、嫌味を言われようが、

事実を正しい言葉で適切に伝えるコミュニケーションはとても大切なことだと、改めて思いました🍀。

 

本人はいい歳した社会人。

これくらいわかっとけよ😑、と、

とばっちりを受けて、ため息💦

 

結局、搬出が終わったのは18時。

不動産屋さんは、まだ搬出が終わらないうちから来られて、憮然とした表情で眼光鋭くあちこちチェックして写真を撮っておられました💦。早く終わらないと困る、と言われていたわりには、もったいつけてゆっくりと舐めるように、ちょっぴりネチネチと💦。

 

ま、これが、その不動産屋さんの「普通」なのでしょう。

 

ものすごいハイスピードで搬出してくれた引っ越し屋さんも、「お待たせしてすみません」と、不動産屋さんに頭を下げてくれて…。ありがたいやら、申し訳ないやら。

 

不動産屋さんの営業時間を過ぎたことは申し訳なかったけど、別に深夜になったわけじゃないし、正直、たかだか18時じゃん😑。

 

もう少し気持ち良く柔軟に対応してもらいたかったなあ…💦と思いますが、

まあ、世の中にはこんな人はたくさんいるわけだし、人生で二度と会うこともない人なので、ここに書いて、忘却の彼方へ〜。

 

引っ越し作業、人生で29回目でした。次にまたあれば記念すべき30回目ですが、いつも思います。もう2度としたくない、と笑。

 

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ずっと気になっていた観賞用トウガラシ🌶を初めて植えてみました。

当たり前なんですが、トウガラシ🌶は実であって、その実がなる前にちゃんと花が咲くんですね。発見です笑。少し薄い紫のとてもかわいい花です。