いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

コニファーの見えない窓

11月になりました。窓の外では、落ち葉を巻き上げながら北風が通り抜けています🍂。一雨ごとに、底冷えする冬の足音が近づいてきますね。やだなあ。

 

10月に、植木屋さんに庭の剪定をしてもらいました。年に一度の恒例。

 

植木屋さんの手際の素晴らしいことといったら…そりゃあもう💮。

 

生垣のレッドロビンは、伸びた分だけ切って、すいて。

大小いくつもの株があるトゲトゲのソテツは、古い葉を取り去って、新しい葉を整えて。

2本並んだコノテカシワは、大きくなりすぎないようできるだけ刈り込んで。

華やかにピンクに染まったサルスベリは、花の終わりに合わせて全ての枝を落として。

サツキとツツジは、伸びた枝を整えて。

地面を覆う芝生やアジュガも、バランスよく刈り払って。

 

毎年、朝7時半前から始めて4時間足らずで、これだけの作業をしてくださいます。私がやったら、4日やっても終わらなさそう。

 

そして、今年は、さらにオーダーを。

20年近く一緒に時を過ごしてきた、道沿いの植え込みにあるコニファー、ブルーエンジェルを伐採してもらいました💦。

 

植えた時には80cmほどだったブルーエンジェルは、4m近くにまで大きくなってしまって…🌳。

 

成長と共に形も崩れ、葉と葉の間も大きく空くようになって、コニファーの特徴でもある内側の古い葉の茶色が目立ちすぎるようになったこと、

これ以上大きくなると伐採も大変になること、

高さのわりに根が浅く、倒れる危険も出てくること、

根が雨水槽の管の中まで伸びてしまっていること…などなどの理由で、

この度お別れすることにしました。

 

いつも凛と立って、窓の外からリビングの家族の生活を見守っていてくれて、本当にありがとう🍀。

 

もうその姿はないけれど、その姿がないからこそ、こう呟きます。

 

やっぱり、ちょっと寂しいです。

ストンと見晴らしがよくなった景色にはなかなか慣れないです。

まあ、慣れる時まで、慣れなくてもいいか。早くパンジービオラでも植えて、殺風景な庭を彩ることにしましょう。

 

明日は

(あ、もう今日だ)

猫の下痢が続いていて、昨日の夜から何も食べずぐったりしているので、朝イチで病院で診てもらおうと思います。

午後は、義父の退院に付き添います。

忙しくなりそうです💦。

 

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散歩中に見かけた木。

何だかわからないけれど、とても鮮やかな紅に染まっていました🍁。