95歳の生命力🐇

時折ここで書いてきた、我が家随一の暴れん坊、いや、暴ればあさんのうさぎ🐇。大人でも体重1kg弱という小ささのネザーランドドワーフ。

狙ったわけではなく、たまたま、ほんとにたまたま、2011年の卯年に我が家にやってきました。結果的には、その2011年はうさぎブームになったそうで、飼い始めた人が多かったそうです。そして、そのうさぎブームに伴い、研究や工夫が進んで年齢や環境に細かく特化したペットフードがたくさん作られるようになり、それによって、うさぎの寿命が延びたと言われています。飼い始めた頃は7年とされていた寿命も、今では10年とも、結局のところまだよくわからない、とも聞くようになりました。

我が家のうさぎは、2011年6月1日生まれなので、もし寿命を10年とするなら、95歳のおばあちゃんです。へやんぽ（部屋でのお散歩）中は、ここぞとばかりに楽しそうに部屋の隅から隅へ走り回り跳ね回り、すみっこでは穴を掘ろうとします（掘れませんけど笑）。撫でさせてはくれますが、抱っこなどはもってのほか。両手を出そうものなら全身で威嚇してくるような、おてんばで怒りんぼで暴れんぼです。

先々週の土曜日（10日前）から急に食べる量が減りました。日曜にはほぼゼロに。チモシーもドライフードも、早くよこせよ！とばかりに突進してくるドライフルーツも食べなくなりました。お水も飲まないし、うんち💩もほとんどしない。あまり動かず、じっとしている時間が長くなりました。

具合悪いんだ…。

もう、お別れが近いのかな…。

振り払っても振り払っても、そんなことがついつい頭をかすめました。

でも、よく見ると、1年2ヶ月前に経験した「鬱滞（毛繕いの毛が腸に詰まった状態）」の時と同じように、普段の半分以下の大きさの、小さな乾ききったうんちを、ほんの少しだけしています。

爪切りに長年通っていたかかりつけの病院は、前回の鬱滞の時、「もう高齢なので、どうしようもないです…」と言うだけで、触診もせず、鬱滞を疑うこともしなかったので、違う病院に行ってみることにしました。

話しやすい雰囲気の若い先生は、うさぎを怖がらせないために全身をそっとバスタオルに包んで、嫌だよねーごめんねーと言いながら、お腹にそっとそっと聴診器をあててくれました。「キュルキュルという音が聞こえないので、お腹が動いてないですね。鬱滞の可能性が高いですね」と。

その対応が嬉しくて、その診断にほっとして、涙が出そうになりました。

ああ、ここで、ちゃんと診てもらえた。鬱滞なら、また今回もきっと治る。

先週1週間、胃腸薬とビタミン剤と水分の点滴に毎日通いました。最初の3日間は点滴の効果は全く見られず、食べないまま、うんち💩もしないままでした。

うさぎは、とても神経質で繊細で怖がりでストレスに弱い動物です。病院そのものも大きなストレスになるはず。もしかしたら病院通いが余計に負荷をかけているんじゃないだろうか、そもそもほんとに鬱滞なのか、この治療法でいいのか、あれこれ悩み、気の晴れない日が続きました。

老いで徐々に衰えていく過程の真っ只中なのかもしれない。心配で悲しくて。でも、それよりも、そこを通り越した感覚の方が強かったです。

治ってほしい、元気になってほしい、

というよりは、

辛い鬱滞に耐えて今この瞬間頑張ってくれていてありがとう🍀

わけもわからず病院に何度も連れて行かれて怖かったね、ごめんね💦

そのままの姿をずっと見てるよ😢応援してるよ😢祈ってるよ😢

そんな気持ちで、毎日、ケージを見つめていました。

点滴4日目の木曜から少しずつ回復の兆しが見えてきました😆。時々、チモシーをもぐもぐしたり。フルーツを差し出すと、少しだけ食べたり。

今もまだ、元気だった時の半分くらいしか食べないのですが、うんち💩も、おおー！タピオカ！というくらい丸々としたしっとりしたものに戻ってきました。

毛玉対策のドライフルーツも、よく食べてくれるようになってきました。

やっぱり、嬉しい。

今回も、山を越えてくれた。乗り切ってくれた。よく頑張ってくれました🍀。

猫が回復した時に感じたことを、忘れていました。ただ生命力を信じてさえいればよかったんだな。

まだしばらく、一緒にいられそうです😃。

しっかしー。

うさぎの病院以外に、

入院中の義父の病院への顔出し、家族や自分の病院通い、猫の点滴の病院などなど…

先週1週間は、来る日も来る日も、時間に追われながら次々と病院のはしごでした💦。

やれやれー。

みんな、元気になるといいな🍀

少し痩せちゃったね😢

もっと回復して、元どおりたくさん食べられるようになるといいね🍀