いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

さあ、今日から。

新年度が始まりました。

新しい「何か」のスタートの時期。

 

保育園や幼稚園に入園して、初めてお母さんから離れる不安を抱きながら集団生活に入っていく子。

 

それを、ドキドキしながら見守り、お迎えで抱きしめる若いお母さん。

 

背中より大きいランドセルを背負って、大きなお兄ちゃんお姉ちゃんたちを追いかけながら、小さな歩みを重ねるピッカピカの小学1年生。

 

部活や勉強や友達関係に悩みつつも、パリッとした制服、初めて足を踏み入れる校舎、幼馴染みの友達と新しく出会う友達に囲まれて、少し大人びて少し得意げな、中学1年生や高校生1年生。

 

大人への道、自分が選んだ学びの道に踏み出す、大学や専門学校の1年生。

 

不安もありながらも、自己実現と社会への貢献・恩返しへ、と身を引き締める新社会人。

 

二度と来ないこの1年、コロナ禍だからこそ、みんなで工夫し合い、支え合い、実り多い日々を積み重ねていけますように。

 

こんな時代でも、桜もチューリップも水仙も、花々は、春を忘れずに咲き誇り、祝福と願いをこめてエールを送っていますよ📣。

 

こんな時代だからこそ、

若者たちに、どうか、幸あれ🍀

 

あ、やっぱり、

おじさんとおばさんにも😃

おじいさんやおばあさんにも😃。

 

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セーターの干し方

汗ばむくらいの陽気になりました。

満開の桜は、降り注ぐ日差しに透けて、青空をバックに桜色に輝いて、まぶしくてはかない美しさ🌸。行く先々で見とれてしまいます。

 

冬のセーターを、厚手のものから少しずつ洗い始めました。

 

いつも悩むのが、干し方。

 

生協で買ったセーター用の伸びるハンガーは、肩のところに跡がつかない優れものだけど、重みで、首回りがやっぱり伸びてしまう。

裾のところを洗濯バサミでハンガーに止めて逆さまに吊るして干すと、全体が伸びないのはいいけれど、洗濯バサミの跡がついて、その部分だけちょっとビヨビヨ〜ンと伸びてしまう。

 

みなさん、どうやって干してるのかな。

その疑問を抱えながら、もう30年くらい経ってしまいました😅。

 

今年も、正解に行きつかないまま、洗濯も春も終わるのかな💦

 

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寒桜、かな?

華やかです🌸。

 

あれとこれと、に、なりたい

桜🌸も満開、いよいよ春が来ました。

 

山沿いの斜面や川の土手沿いにある、しっかり枝の張った太い桜の木は、本当に見事。鞠のようにまあるくまとまったほわほわの真綿のような花に、木全体が、まるごとまあるく包まれているようです。

 

どうも、あれもこれも、になってしまう。あれとこれと、を、適切な言葉でそこそこ伝えることができたら、それでいいのに。

いざ書こうと思うと、深さと正確さと真面目さを追求してしまって、逆に書けなくなってしまっていました。

 

ナチュラルな独り言のような、日常の一コマのエッセイのようなブログに憧れがあります。

 

それが書けないのは、日々の生活の中のさりげない物事の中に、きらりと光る何かを見つけられない、私の感覚の鈍さのせいなのかなあ。

 

幸せも感動も、いつも自分が感じるもの。自分の中に在るんですよね。

 

忘れないようにしないと。

 

少しずつでいいから、書きたいなと思います。

 

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雨にも負けず、もうしばらくは咲いていてほしい。楽しみたいです。

え?それ、関係あるの?

桜の開花🌸のニュースがあちこちで聞かれるようになりました。早咲きの桜や木蓮が、あちこちでふんわりほんわりと。柔らかい色合いを見ると、身体のの力が抜けるような気分になります。

 

10年ほど前に、人間ドックで目がひっかかりました。その後に行った眼科では、「眼球の色が普通と全く違う」として大学病気へ紹介され、そこでは「確かに色はおかしいけれど、それ以外に特別な異状は見たあらない」と言われ、その後、結局、かかりつけの眼科で、視野欠損があるという理由で、網膜色素変性症と診断されていました。昔から「鳥目」とか「夜盲」とか言われているあれ、です。難病指定にもなっています。私は、見えなくなっているわけではないので、関係ないですけどね。

 

ここ10年で、3回ほど視野検査をしたのですが、視野の欠損のペースは遅くて、「このペースなら失明するまえに死にますよ笑」と言われていました。

年に一度は経過観察に来てください、と言われていたのですが、痛いわけでもないし、治療法も薬もないし、家族のバタバタで自分のことはついつい後回し…💦。さすがにまずいよね、と思って、4年ぶりに眼科へ行きました。

 

眼圧を測ったあと、視野検査。

 

検査技師さんに、
うーん、やっぱりずいぶん左目が見えてませんね、視野欠損してますね、と言われて、

…はあ。やっぱりそうなんですね💦
まあね、確かに最近見えづらい。老眼のせいだと思ってたけど、視野欠損も進んでたんだな💦。

 

「診察は、前回と違う先生ならすぐお呼びできますけど、どうしますか?」と聞かれたので、「それで構いませーん」と言って通された診察室。


初めましてのその先生は、この眼科のような町医者にいる雰囲気ではなくて、オーラも態度もいい意味で偉そうで、一瞬、びっくり。この場にそぐわない。まるで大学病院に来たような錯覚に陥りました。


先生は、今日の検査の結果や今までのカルテに次々と目を通し、

うーん…
うーん…と。

 

「前に大学病院も行ったんだよね?異常なしって言われた?」

 

あら、私の目、やっぱり変なのね😑。


で、いきなり、
「あなた、何歳?」

 

はあ、年齢が関係あるのね。

 

そのあと、
「お父さんはどこの人?お母さんは?

 

え?え?それ、関係あるの?

 

「ふむ。〇〇県〇〇市ね。

その市の中の地区名は?」

 

え?え?それ、要る情報?

 

「お父さんとお母さん、二人とも生まれはそこ?親戚だった?」

 

いやー、親戚同士で結婚したわけじゃないし。それぞれ生まれた町も違うし。

え?なになに?

血が濃いとかが関係あるの?それとか、例えば水俣病みたいに、特定地域に出ている病気とか?

 

頭の中ではエンジン全開、あっちこっち右往左往しながら、聞かれたことに答えました。

 

そして、

「じゃあ、OCTっていう眼の断層写真撮ってきて」

 

はあ、はいはい、と、断層撮影。

 

そして、また診察に呼ばれると、

先生、画像の分析に大集中。沈黙。

 

しばらくして、
「断層写真のここがこうなってるでしょ。網膜色素変性症なら、ここがこうなってるはずで、ここはこうはならないんです。だから、あなたの視野の不具合は、網膜色素変性症によるものではないということ。
今度、瞳孔開いて眼底写真撮って、また調べますから、1ヶ月くらいしたらまた来てください。では。」

 

はい、わかりました。

ありがとうございました。

…あの。

 

立ち上がり際に、勇気出して一言。

「地域とか、血が濃いとか、関係あるんですか?」

 

先生がのたまうに。

「田舎の地区だと、両親が直接の親戚ではなくても、ずーっと遡った先祖が同じだったりして、何代かあとになって、DNAがぶつかって、こういう病気が出てくることもあるんですよ」

 

はあ、なるほど。

 

なんだか、平凡な異状、平凡な病気ではなさそう。どんな病気の可能性があるのか、知りたかったのですが、それを知るために次に眼底写真を撮りますから、と、ばっさり切り捨てられそうで、とても聞けませんでした😅。

 

なんか、不気味です💦

今度はほったらかしにせずに、1ヶ月後に必ず行きます💦。

 

帰宅してから、あの先生何者?と思い、ネット検索したら、

ひえー、びっくり😯。

出てくる出てくる。全国区じゃん。

この眼科に来る前には、某地方(県、ではなくて、地方)の眼科学会の会長職にあられた、お偉いご立派なドクター。もちろん大学の教授もされていて、網膜色素変性症の専門外来も担当されていて、アメリカの眼科アカデミーでもナントカ賞を受賞されていて。

 

…いや、恐れ入りました💦。

ありがたきご縁。

この先生だから、私が網膜色素変性症ではない、他の何かがある!と、見抜いてくださったのかなあ、と思います。

 

この眼科、メインの先生が自分で開業されるために去年から抜けられたと聞いていたので、この度は病院を変えようかな、と迷ったんですが、いやー、そのあと、こんな先生がいらしてたんですねえ。病院変えなくてよかったです😃。

聞きたいことをぽんぽんと聞ける雰囲気ではなくて、ちょっと偉そーで怖いけれど、研究者肌のこういう先生なら、きっと、とことん追求して何がどうなのかを突き止めてくださるんじゃないかと思います。次の診察をわざわざ「1ヶ月後」と指定されたのも、その間に何か調べてくださるつもりなのかもしれません。

期待します👌。

 

で。

私の父親、母親って、ルーツはどこなんだろう?どこの街で生まれたんだろう?先祖はどこにいたんだろう?

そういえば、よく知りません。それぞれ違う街の出身と思っているのは、私の勘違いだったりして。両方の先祖がほんとに同じだったりして💦。

 

まさに、ファミリーヒストリー

今度母に聞いてみようっと。

 

最後に小声で。

 

…ややこしい病気じゃないといいなあ💦。いちいち言わないけど、やっぱり怖いし、不安です😰。

 

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先日の夕陽。きれいでした🌇。

3.11

ギリギリ3.11に。

 

無念のまま、恐怖のまま、抗うこともかなわず、なす術もなく、命の終わりを迎えざるを得なかった方々、

そんなご家族やご友人の悲しい運命に心を痛めつつ、辛酸をなめつつ、必死に這い上がってここまで生きて来られた方々に、

心から思いを馳せ、祈ります。

 

そして、取り残されて、飢えと寒さと寂しさで絶命していった、何十万匹の動物たちにも。

 

地震津波原発トラブル。

 

どうか、このような悲劇が繰り返されることがありませんように。

 

祈ります。

母と春を半分こ

三寒四温、晴れと雨を繰り返しながら、季節が少しずつ春へと流れているのが感じられます。空気は冷たくても日差しは暖かい日もあって、嬉しい。

 

昨日、4ヶ月ぶりに実家の母のところに行ってきました。

 

ええ、白状いたします💦。

県またぎ、しました…感染者数が地方自治体レベルで1桁に留まっている今なら、いい、ですよ、ね…。と、自分で決めちゃいました。

母も、最初はあーだこーだ言ってたけれど、友達のところに関西から娘と孫が帰省してくると聞いて、ええい、それなら私もいいでしょうよ!と思ったようです。

 

寒かった冬を越えての4ヶ月ぶり。ちょっと弱ってないかな、衰えてないかな、と心配していましたが、まあまあ元気そうで、ほっ。

 

身体の不具合はあちこちあって辛いことの方が多いようですが(そりゃ87歳にもなれば当たり前だ)、声にハリがあって、言葉に詰まることもなく、しっかりとテンポ良く話せていて、立派だなあと改めて感服。しかも、話す横顔を見てると、私より肌がキレイだし😅。

睡眠薬を変えてもらったら、よく眠れるようになったみたいで、それで昼間の体調も維持しやすくなったのもあるようです。他に話せる人もいないんだから、しゃべりたいこと愚痴りたいことは全部吐き出させてあげようと思って、ひたすら聞き役に徹しました。

 

クセも気も強い人だけど、頑張り屋さんです。晴れの日には、杖をついて、足元の悪い田舎道を必ず30分散歩して、少しでも多く日にあたらなきゃ、という一心で、手術して曲がらない膝で、庭の草取りや外の片付け。

雨の日は、室内で、自転車漕ぎの運動と、家の中の片付け。

 

回覧板を持っていくお隣さんだって母の足では3分かかるような田舎の、だだっぴろーい一軒家で、一日中誰と話すこともなく過ごす日もあるのに、よくまあ、ぼろぼろの身体で、あれこれと動いて見事に生き抜いているもんだ…。

死ぬまでは生きるしかないから、それなら、できるだけ私に迷惑をかけないようにと、ひたすらそういう思いでいるようです。

 

母とはものすごく派手に衝突をして、死んでも顔を見に行くのも嫌だ、くらいの犬猿の時期もあったのですが、紆余曲折を経て、今がいちばんいい関係です。あれがあってこその、リスペクトしあえる「今」があります。

とても幸せなことだと思っています。

 

言葉にしたくはないけど、もういつお迎えが来ても不思議はない年齢。母が、このまま最期まで母らしく過ごせますように、と祈るのみです。

 

普段はタクシーを使うしかない母を、銀行や買い物に連れて行って帰ると、母の知り合いが誰か来たのでしょう、玄関の傘立ての中に、私の身長より高い、桜🌸?の花をつけた大きな枝がさしてありました。そして、その横の植木鉢の上には、採れたてであろう、ワカメがどさっ。

さすが、ド田舎ー❗️

 

大きな🌸枝を半分こ。

ワカメも半分こ。

春の味わいも半分こ。

 

後部座席に桜🌸を積んで帰宅したものの、こんな大きな枝が入るような花瓶はうちにはないので、バランス悪くてかわいそうだけど、とりあえず大枝🌸は、不織布を巻いたジャムの瓶に。間引いた小枝🌸は、小さな花瓶に。

 

挿し方は下手でも、意に介さず🌸はかわいく咲いてくれています。

部屋の中は、思わぬ早春の香りでいっぱいになりました🌸。

 

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猫の日(=^x^=)

昨日は猫の日でした。

にゃんにゃんにゃん(=^x^=)。

「猫とともに暮らせる幸せと喜びに感謝する日」としてこの猫の日が作られたのは、1987年だそうです。最近の猫ブームに乗っかった「俄」ではないんですね。「世界猫の日」は8月8日だそうですが、日本では2月22日の方が有名ですね。雑貨屋さんにはかわいい猫グッズが、スイーツのお店には猫をモチーフにしたお菓子が並び、猫好きとしては見ているだけで楽しくなります。見るだけで、買うことはめったにないですが…😅。

 

猫の日の3日前、少し遠くに住む友達と、2年ぶりに会いました。

彼女は、ALSのご主人を24時間体制で介護していて、普段ご主人のそばを離れられるのは、訪看さんとかが来られる僅かな時間だけという生活。だから、ここ何年かは、その時間に合わせて私が家まで会いに行っていました。

 

でも、今回は、うちから20分ほどのところで再会。な、なんと。彼女の猫が前足の肘から肩にかけて複雑骨折😱。結構ぐしゃぐしゃに😰。かかりつけ医さんから、実績のある動物病院🏥を紹介され、そこで、プレートを入れてボルト6本で固定する手術を。その抜糸に来た時に、病院の駐車場まで会いに行きました。

 

車の中で、ケージの中からの訴えるような視線を尻目に、パンをかじりながらおしゃべりに没頭するおばさん2人😃。猫ちゃんもあまり待たせるわけにもいかず、ヘルパーさんを頼んできたとはいえ、ご主人もあまり待たせるわけにもいかず、きっちり1時間でお開きにしましたが、濃い時間を過ごせました🎵。

 

おそらくこのまま、ご主人のベッドから離れることなく、介護だけの人生を生きる彼女。その中で、彼女は、一生懸命模索して工夫して納得して楽しみを見つけて地に足をつけています。すごい。

 

人間って、何があってもその場になればやるしかないからやれちゃうのかもしれないけど、やるしかなくてもどうしてもやれない人もいるわけで。

彼女を「やれちゃう人」にさせたのは、彼女自身が持つ、任務を悟った聡明さと、次々降ってくる難題や変化に対応していく適応力と、ご主人や周りの人をリスペクトする人間力なんだろうな、と思いました。あ、そして、忘れてはいけないのが、ご主人にも彼女にも寄り添ってくれる愛猫の力も🥰。

 

若い頃に「素敵😃」とあこがれていた物事や生き方と、今思うそれらと、全然違います。自分も、うわっつらだけでなく、少しずつ、深いところに目を向けられるようになってきたかな、と思います。

 

彼女が心穏やかに日々過ごせますように。

 

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東京・品川にあるクロネコヤマトミュージアムのエコバッグです。生地もしっかりと厚くて、色やデザインもとても気に入っています。控えめなクロネコがとてもかわいい。そして、主張しないトラックがまるでクロネコの友達みたいです。

 

世界中の猫に、生き物に、感謝🍀。私たちを癒やしてくれて、慈しみの気持ちや生きることの素晴らしさを教えてくれて、ありがとう🐈‍⬛。