いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

医療保険と台湾のお茶

元号が決まりましたね。令和、いい響きですね。音が、母音が、「平和」と同じなのもいい印象です。

候補に上がった他の5つは、古めかしかったり、読みづらかったり、漢字の持つ意味がわかりづらかったりという感じを受けました。令和に決まってよかったと思いました。

 

一世代30年とよく言われます。

うちの子たちの年齢を思うと、私が平成の約30年で経験してきた就職・結婚・子育てを、今から始まる令和の30年で、子どもたちもやっていくのかなと思います。

(やるのかな? できるのかな?)

そう思うと、平成が終わることは、私という個人の中でも時代の節目になるように感じています。

少子高齢化、現状に追いつかない福祉。不透明な経済、北朝鮮問題など、いい話があまり聴こえてきませんが、これからの世を担う若い世代の日々の努力が報われ、希望を持って生きていけるような令和になるよう、願いたいと思います。

 

今日は、昭和一桁生まれの義父の医療保険加入に同行してきました。よくテレビCMで流れている「持病があっても入れます🎵85歳まで入れます🎵」というアレ、です。

ん?そういえば医療保険入ってない!と、最近になって本人も周囲も気づいた次第。来月には86歳になってしまう。入るなら今だ!ということで。

契約終了後、義父は、「こうなったら、しっかり病気になって入院して元を取らないといけない」と意気込んでいました笑。今まで大きな病気やケガもなかった義父は、少々ヨタヨタしてはいますが、運転もスマホもこなす結構なしっかり者です(でも、運転はそろそろやめてほしい…)。以前は何枚も書いていた保険の契約書類もすべてiPadになっていたのですが、戸惑うことなくこなしました。お見事ですね!と、代理店の方も驚いておられました。

保険は、お世話にならず捨て金になる方が幸せなんですよね。義父には、元を取ろうという、せこい考えは捨ててもらうことにしましょう。

 

さて、先程、友人から台湾旅行のお土産をもらいました。「来好」は、台北永康街というところにある、人気の高い雑貨屋さんらしいです。

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右下の丸い個包装のものは、お茶。バラ売りで、好きなようにチョイスできるそうです。早速一ついただいてみました。フリーズドライのお味噌汁や圧縮タオルと同じように、お湯を注ぐと、固く固まった茶葉がレジェティーポットの中でふわっと広がりました。しっかりと濃く出ますが、クセのなく飲みやすい、どんな食事にもあうようなお茶でした。明日は、一緒にもらったパイナップルケーキもいただいてみようと思います。

 

台北は、占いも人気が高いそうで、日本語が話せる占い師さんも結構いるそうです。占ってもらいたいなあ…。

手製のゴミ箱

年度末の週末、世の中、なんとなくバタバタしている感じがしますね。車も多くて道も混んでいるし、市の中心部やショッピングモールに買い物に行っても、やたらと人が多いです。新しい環境で新しい生活を始める人も多いのでしょうね。

 

突然ですが、市販のゴミ箱って、丸いもの、円柱型のものが多いですよね。

なんでだろう?

昔から、そこがずっと疑問で、ちょっと不満でした。

 

底面が円形、つまり円柱型のゴミ箱よりは、その円の直径と同じ長さを一辺とする四角形を底面とした角柱型のゴミ箱の方が、たくさん入るのに。

置くためのスペースは同じなんだから、角柱型の方がいいのなあ。

逆に言えば、角柱型だと、小さめでもたくさん入るわけで、小さいゴミ箱でもすむわけだし。

それに、角柱型の方が、壁や家具の側面にぴったり沿うから納まりがいいと思うし。

市販のゴミ箱の多くが円柱型だということは、円柱型が優れている理由が何かしらあるんだろうけど…、私は角柱型が好き。

 

うちのキッチンは、隙間にゴミ箱を3個並べています。どれも円柱型です。

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手前が紙ゴミ、真ん中がビニールゴミ、奥が空き缶、という分別なのですが、真ん中のビニールゴミの箱はすぐいっぱいになってしまって、しょっちゅうまとめないといけなくて、とても不便に感じていました。

 

角柱型だったらたくさん入るから、手間がずいぶん省けるのに…。

でもなあ。買い変えたくても、角柱型で、ましてや隙間にちょうど納まる理想的なサイズのものなんかないしな。

 

でも、ほしい。やっぱりほしい。

じゃあ、作ればいいか😜。

 

置きたい場所の採寸をして完成品をイメージして、何度もお世話になった引っ越し業者さんのダンボールを、折り目をうまく使ってこんなふうに切りました。

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で、木工用ボンドで貼り合わせて

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その上に布を貼って完成🎵

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外側のチェックの布は、何年も前にダイソーで、かわいいから何かに使えそうと思って買ってあったもの。内側のハートの小柄の布は、子供が小学生の時に体操服袋や上履き入れなんかを縫った時の余り布。

 

ジャストサイズに納まりました🎵。

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角型にしただけでなく、高さも高くしたので、容量大幅アップ⤴️。

取っ手を引っ掛けられるためのフックもつけたので、内側にセットしたビニール袋もズレません。

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とても便利になりました。キッチン仕事は主婦にとっては日々の大問題なので、より快適になると嬉しいです。

 

…もっと早く作ればよかった。

 

こんなふうに、お金をかけずに家にあるものを使って、あーでもない、こーでもないと、工夫しながら何かを作るのって、大好きです。やってるうちに、次々アイディアが浮かんできたり、大掛かりなものになっていったり。出来上がった時には、努力と時間が便利と満足に変わる。

自己都合と自己満足なんですけどね。

 

 

庭の雑草抜き

晴れやかな青空をバックに、近くのこじんまりとしたお寺のソメイヨシノがいくつか花を咲かせ、南風に揺れていました。春が来たんですね🎵。

 

今日は、腕も肩も背中も腰も脚も、重くてパンパンに張って、ピリピリとズキズキと痛み、冴えない1日でした。

今日の私が歩く姿といったら、カラータイマー点滅中、油切れのブリキのロボットみたいだったんじゃないかと思います。恥ずかし。

 

その理由ですが。

時間がないとか、疲れ気味とか、今日は寒すぎるとか、何だかんだと自分に言い訳をしつつ後送りにしてきた庭の雑草取りを、ついに昨日決行しました。

昨年の秋からほったらかし。秋から冬にかけてしっかりと根を張る雑草もあるので、なかなかの名勝負でした。2時間半、一本勝負。全部取り切れなかったから、私の負け、ですが、結構な量を抜きました。

 

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毎日ちょっとずつ抜けば、こんなに身体に負担をかけることもないのですが、どうも、性格上、そういう緩やかなのは苦手です。やり始めたら、一気に全部やり切ってしまいたい。汚れてもいい服装にわざわざ着替えたんだから、とか、また次にいつできるかわからないし、とか思っちゃって。

 

それに。

雑草を抜く作業は、キツイけど快感に感じている自分もいます。

 

雑草の種類によっては、芝生としっかりと絡み合っていて、よーく見ないと、どこまでが雑草なのか区別がつきにくいものもあります。オヒシバとか、スズメノカタビラとか。

芝生より緑が濃くて、少し幅のある葉。芝生の向きとは違って、放射状に生えてるひとかたまりの葉。

そういうのを見つけて、狙いを定めて、右手で小さな鍬を根元目がけて振り下ろし、ザクッザクッと何度か掘り起こしながら、葉を掴んだ左手をじわじわと根元の方へ。指をできるだけ土の中に埋もらせて、ギュッと根元を掴んで、かすかに左右に揺らしながら、じわーっとゆっくりと上へ引きあげていく。そうすると、突然ある瞬間、つまんだ根元がふわっと浮くのです。その感覚が来たら、力を強くして一気に引っ張る。そうすると、小さくバリバリっという音がして、根っこごとスーッと抜けていく。

この瞬間のこの感覚が、何というか、ほんとに気持ちいいんです。

おお!スッキリ!してやったり!

結構クセになります。

 

カタバミも抜きにくいのですが、それよりも、いちばん手こずるのが、この雑草。

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チチコグサという名前らしいです。この草、うちの庭ではなかなか態度がでかくて、じゃんじゃん横ばいして増えていきます。形は可愛いのですが、とんでもない奴です笑。成長すると、あまり美しくもない花も咲いてしまうし。でも、根の食い込み方が半端じゃなく強くて、ちょっとやそっとの力では太刀打ちなりません。抜くには渾身の力が必要。今日の疲労困憊の最たる犯人は、きっとこのチチコグサですね。

 

雑草抜きが嫌いでない理由がもう一つ。ものすごく「無」になれる時間だから、目の前の草だけに集中できて、頭の中から日常や雑念が抜けて、結構気晴らしになってる感じがします。終わって目を上げた時にスッキリした庭が目に入るのも、気分がいいものです。

 

今回抜き切れなかった庭の残りは、4分の1くらい。来週あたり、第2戦を決行しようかな、と思います。

 

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春の初めにそぞろ思うこと

今日は、日本中が温かい空気にすっぽりと包まれていますね。東京のソメイヨシノ開花宣言もあと一歩のようですね。いよいよ、春ですね🎵。

 

午前中、どこまでも果てなく続くような深く澄んだ青空の高い高いところに、強い陽の光を反射して銀色に輝く飛行機が、小さく小さく見えました。二筋の細い細い飛行機雲を引き連れて。どこへ飛んでいくのかな。

 

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冷え性なので、冬は心底本気で苦手なのですが、またあのクラクラ、ジリジリの夏が来るかと思うと、それはそれで嫌だなあ。人間、勝手で贅沢なものです。

 

今年の春は、年度末・年度始めに絡むバタバタがありません。何年ぶりかに静かな春です。寒くもなく暑くもない、過ごしやすい花便りのこの時期を楽しみたいです。

 

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そうそう、冷え性といえば。

先日、曇り空ながらもぼわんとした春の空気が少し漂う日のこと。出かけようとした時、斜め向かいのお宅の奥さんが家の前を掃き掃除なさっていました。歩道もあって道幅も広いし、こちらに背を向けていらっしゃったので、特にご挨拶もせず、そのまま車を出したのですが、ちょうど発進する時、その奥さんの足元に目線が釘づけに。

私よりおそらく10歳近く年上のその奥さんの足元は、ソックスにタイトなズボン。で、そのソックスは、きっちりと短いタイプ。なんとなんと、足首のところは、風通しよく肌が見えているではないですか。

 

えっ?…寒く…ないんだ?

 

そして、さっとスムーズにしゃがんで、掃き集めたゴミをちりとりに掃き入れていらっしゃる。

 

おお、鹿のように滑らかで軽やかな膝の曲げ伸ばし。重ねばきしてないからこその軽快さ。

(いや、奥さんの身体の若々しさそのものかも、ですが)

 

その日の私の脚といえば…

まずはハイソックス。

そして、十分丈(足首まで)ヒートテックレギンス。さらに、タイトなレッグウォーマーを三つ折りにして、3枚重ね状態にして足首ウォーマーとして着用。さらにその上に、ふくらはぎ全体を包むレッグウォーマー。

そして、一分丈のヒートテックレギンスを重ねて履いて、やっと仕上げにズボン。

 

人様には絶対に見せられないモコモコレベルで、動きづらさもありますが、致し方ありません。ここまでやっても冷えて冷えてたまらないのですから。膝から下、特に、足首から足先にかけては、常に保冷剤をあてているような。

 

うーん、体質のせいなのか。食生活のせいなのか。そういえば、昔より冷え方もひどくなってきたような。

そういえば、桜も咲こうかという今日の足元も、さっきのセットリストと変わらないではないか…😑。夏は夏で、エアコンによる冷えもありますし、ちょっと真剣に対策しないといけないですね。体内から温めることも考えないといけませんね。生姜とか、根菜とか?

 

さっき、おやつタイムに、スムージーを作りました。小松菜とバナナと缶詰フルーツと牛乳。簡単で美味しいので、結構飲んでます。時々、黒の練りゴマも入れて、濃厚な味を楽しんだりして。

 

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でも、こういうのも身体を冷やすんだろうなあ。好きなんだけどな。やめないとダメかな…。

 

さて、庭では、大小様々な雑草たちが好き勝手に大賑わいです。ほうっておくとどんどん根も張って抜きにくくなるし、芝生も侵略されてしまいます。何とかしないといけません。

…腰が重いなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出雲のうさぎと我が家のうさぎ

出雲大社には、因幡の白うさぎのお話にちなんで、境内の数ヶ所にかわいいうさぎさんたちの像が並んでいます。

 

本殿真裏の玉垣の近くで、木漏れ日の中にいるうさぎさんたちの写真を撮りました。

 

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右のうさぎさんは、大国主命様と同じ大きな袋を肩から担いでいます。笑った三日月目が、命様の慈悲深い優しさを物語っているような。左側のうさぎさんが読んでいるのは、もしかしたら古事記?笑。絵本の世界に目を輝かせている子どものようなかわいらしさです。

 

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右のうさぎさんは、温かく包んでくれたガマの穂をじっと見つめて大切に抱えていますね。左は、神様のように笏を持って構えたうさぎさん。キリッとして引き締まった表情です。

 

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本殿に向かって手を(いや、前足か)合わせて拝んでいるうさぎさんたちもいました。目を閉じて、何やら一生懸命心の中で呟いている感じ。大国主大神様に、お礼と感謝を伝えているのでしょうか。

 

他のエリアにも、たくさんのうさぎさんたちがいました。

 

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無垢であどけない感じがほんとにかわいらしくて、ハートを掴まれました。

 

で、実は、うちにもうさぎがおりまして。

 

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ネザーランドドワーフという、小型のうさぎです。寿命は7、8年と言われている中、7歳9ヶ月にして、ありがたいことにまだまだ元気いっぱいです。

 

ネザーランドドワーフは、一般的に大人しくて人馴れしやすいと言われているのですが、どういうわけかうちの子は結構凶暴💦。ケージの中でエサ箱やヒーターやトイレに、毎日喧嘩を売っています。前足で引っ掻きまくったり、ひっくり返そうとしたり。手を出すと威嚇したり噛みつこうとしたりすることもあります。

でも、飼い始めた当初は、触ることさえさせてくれませんでしたが、そのうち、腕をいっぱいいっぱいに伸ばした位置でなら撫でさせてくれるようになり、今では、私が座った膝の真横で撫でさせてくれるようになりました。耳の付け根や目と目の間、首の後ろなどを優しく撫でると、気持ちよさそうにして目を閉じて、じーっとしています。でも、抱っこまではさせてくれません。いつかさせてくれる日が来るかしら。

ドライフルーツが大好きで、もらえるタイミングを察するとまとわりついてきて、手のひらに載せると、大喜びでものすごい勢いで食べます。

 

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声帯がないので声を発することもできないし、犬や猫ほど意思疎通もできませんが、この子にも性格や意思があって、一生懸命生きてるんだなあと思うと、とても愛おしいです。毎日、何を考えてるのかな。十分にかわいがってもらえてると思ってくれてるかな。うちに来てよかっと思ってくれてるかな。

そうだといいな♫。

 

出雲大社へ

先日、久しぶりに遠出をしました。

 

神の国島根の出雲大社

 

男女の縁結びの神様として有名ですが、それだけではなく、人と人の出会いのご縁、お仕事のご縁など、ありとあらゆるご縁を取り持ってくださいます。

 

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家族のペースに合わせながらだったので、境内の一つ一つの建物を全てじっくりと拝んだり理解したり、写真をたくさん撮ったりできなかったのが残念でしたが、平日だったので空いていて、とても気持ちよくお参りできました。

 

拝殿↓

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大しめ縄は、神様の力強さを象徴するような、ため息が出るほどの太さ。

 

八足門↓

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この門の奥に御本殿があります。入ることはできません。

 

御本殿(左側から)↓

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平成20年から25年にかけての改修工事で完成した御本殿や他の建物の檜皮葺の屋根は本当に繊細で美しくて、その上に高くそびえる巨大な千木は、それとは対照的に、堂々としてたくましくて。日本古来の建物美に見とれてしまいました。

 

御本殿の中の大国主大神様の御神座は、正面南側の八足門向きではなく、西向き。つまり、大神様は西を向いて座っていらっしゃるそうです。正面の八足門から玉垣に沿って左回りに歩くと、その御神座の正面にあたるところに小さな小さな祠があります。御本殿の写真↑を撮った場所から10メートルほど左側です。

 

この小さな祠が「大神様に一番近い場所」ということになるので、良いご縁をいただけるよう、良いご縁を引き寄せるためにお力をお貸しくださるよう、拝殿、八足門に続いて、ここでも、心を込めて強くお祈りしました(写真を撮り忘れてしまったのが残念です💦)。

 

人間は、世の中のたくさんの人様に支えられ助けられてこそ生きていけるものだと思います。大神様のパワーをいただいて、今までいただいたご縁と、これからいただくご縁を大切にしていこうと思います。

 

帰りに、国取りや国引きのお話の舞台である、稲佐の浜に寄りました。

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写真ではわかりにくいのですが、この弁天島という岩にも神様が祀られていて、小さな鳥居と祠がありました。

 

私は、海が大好きなのです。久しぶりの日本海。まして、ここは、神々が集う浜。短い時間でしたが、神々のパワーをいただけた気がして、自然と涙がにじみ、心がほぐれました。

 

いい一日でした。

エネチャージ🔌。

 

心の芯に在る音楽

最近、ラジオで「その人の一生の音楽の好みは、10代から20代前半に聴いていた音楽で決まる」と耳にしました。

 

なるほどなあ!

10代や20代前半って、視野が広くなって、新しいものに触れることが多くなる時期だし。好奇心も強くて、自分の意志が確立されて、好きな何かを選び取っていく時期だし。成長期なので、脳にも深くインプットされやすそうだし。

 

私もまさにそうですね。

自分のその時期を振り返ってみると、高校生の頃は洋楽が大好きでした。当時住んでいた田舎町にも、ありがたいことにレンタルレコード屋というものができ、足しげく通って、海の向こうのアーティストの世界にはまっていました。

 

ジャーニー、ホール&オーツ、アースウィンド&ファイヤー、チープトリック、レインボー、デュランデュラン、シカゴ、トト…

 

ノリの良さや馴染みやすいメロディー。ギタリストの指からはかっこいいリフやカッティングが生み出され、ベースラインは低音を這い踊る。技術進化してさまざまな音を作り出していくアナログシンセサイザー。リズムボックスのようにしっかりと曲を支えるパワフルなドラム。当時は歌詞を大して理解せずに聞いていたので、ヴォーカルやコーラスも、ある意味バンドを構成する楽器のようなものとして捉えていたように思います。ソウルフルな歌声やエネルギッシュな高音が、コーラスやバンドとぴったり息があい、それらの全てが重なって作られた曲の世界に浸るのは、とてもとても心地よかった覚えがあります。

 

で。

昨年夏から始めたエアロビクスですが、先生が流してくださるBGMが、ちょうどこの1970年代から1980年代のメドレーなんです。

エアロビクス用?になのか、ダンサブルなアレンジで、いろんな曲のモチーフやサビをうまく繋いでフックトオンしてあるのです。ほんと、よくできてます。スティーブ・ペリーのハイトーンとか、ビリー・ジョエルの甘い柔らかい声とか、もう、たまりません。

 

嬉しい。ほんとに嬉しい。

スタジオで大音量で懐かしい曲たちと再会できるなんて😂。

エアロビクスはまだまだ下手で、ステップも間違えるし、オタオタしたりよろけたりもするけれど、それでも、久しぶりに、「純粋にただただ楽しい!」という感覚を思い出しました。

こんな感覚何年ぶりだろう。過去に、心から楽しいと思ったのは、いつだったんだろう。何に対してだったんだろう。思い出せません笑。

 

身体が心地よく動きます。振りも大きくなります。間違えないように、先生の指示を聞き漏らさないようにと、真剣になっている顔つきも、ふっと笑顔になります。私の脳が、私の身体が、私だけへ向いた感覚で、水を得た魚のように弾みます。

 

エアロビクスそのものももちろん好きなのですが、自分の芯にインプットされているミュージックに合わせて、となると、こんなに感覚が高揚するものなんですね。シンプルな「好き」や「楽しい」こそ、生きていく上でとても大切と言いますが、これがそういうことなんですね、

 

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できれば、毎日スタジオに通いたいくらい。でも、それは無理なので、行けるチャンスだけは逃さないようにして、楽しんでいこうと思います。

 

脳トレにもなります。

右手は、グー、チョキ、パーの繰り返し。

左手は、パー、グーの繰り返し。

これを同時に。

何度やってもできません😅。

混乱。うう。