いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

出雲のうさぎと我が家のうさぎ

出雲大社には、因幡の白うさぎのお話にちなんで、境内の数ヶ所にかわいいうさぎさんたちの像が並んでいます。

 

本殿真裏の玉垣の近くで、木漏れ日の中にいるうさぎさんたちの写真を撮りました。

 

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右のうさぎさんは、大国主命様と同じ大きな袋を肩から担いでいます。笑った三日月目が、命様の慈悲深い優しさを物語っているような。左側のうさぎさんが読んでいるのは、もしかしたら古事記?笑。絵本の世界に目を輝かせている子どものようなかわいらしさです。

 

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右のうさぎさんは、温かく包んでくれたガマの穂をじっと見つめて大切に抱えていますね。左は、神様のように笏を持って構えたうさぎさん。キリッとして引き締まった表情です。

 

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本殿に向かって手を(いや、前足か)合わせて拝んでいるうさぎさんたちもいました。目を閉じて、何やら一生懸命心の中で呟いている感じ。大国主大神様に、お礼と感謝を伝えているのでしょうか。

 

他のエリアにも、たくさんのうさぎさんたちがいました。

 

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無垢であどけない感じがほんとにかわいらしくて、ハートを掴まれました。

 

で、実は、うちにもうさぎがおりまして。

 

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ネザーランドドワーフという、小型のうさぎです。寿命は7、8年と言われている中、7歳9ヶ月にして、ありがたいことにまだまだ元気いっぱいです。

 

ネザーランドドワーフは、一般的に大人しくて人馴れしやすいと言われているのですが、どういうわけかうちの子は結構凶暴💦。ケージの中でエサ箱やヒーターやトイレに、毎日喧嘩を売っています。前足で引っ掻きまくったり、ひっくり返そうとしたり。手を出すと威嚇したり噛みつこうとしたりすることもあります。

でも、飼い始めた当初は、触ることさえさせてくれませんでしたが、そのうち、腕をいっぱいいっぱいに伸ばした位置でなら撫でさせてくれるようになり、今では、私が座った膝の真横で撫でさせてくれるようになりました。耳の付け根や目と目の間、首の後ろなどを優しく撫でると、気持ちよさそうにして目を閉じて、じーっとしています。でも、抱っこまではさせてくれません。いつかさせてくれる日が来るかしら。

ドライフルーツが大好きで、もらえるタイミングを察するとまとわりついてきて、手のひらに載せると、大喜びでものすごい勢いで食べます。

 

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声帯がないので声を発することもできないし、犬や猫ほど意思疎通もできませんが、この子にも性格や意思があって、一生懸命生きてるんだなあと思うと、とても愛おしいです。毎日、何を考えてるのかな。十分にかわいがってもらえてると思ってくれてるかな。うちに来てよかっと思ってくれてるかな。

そうだといいな♫。