いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

初めてのクラウドファンディング

気持ち良い秋晴れです。白く光る爽やかな雲のバックに透明感のある青い空。あちこちで百日紅が満開です。

 

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今朝は、5時半頃ゴミ出しに行きました。朝焼けが始まった東の空に、月齢26くらい?新月間近の細い月が、金星と仲良く並んで昇ってきていました。

 

その時の早朝のキリッとした肌寒いくらいの空気が、太陽が高くなるにつれて徐々に、夏の名残りの熱気に。こういう気候だと、小学校の運動会を思い出します。

 

今日、初めて、クラウドファンディングというものをやりました。

 

やりました、という表現でいいのかしら。寄付をしました?参加しました?というのが正しいのかな?それすらよくわかりませんが💦

 

保護犬、保護猫のためのNPO法人の活動を応援したく、ポチッと。

 

動物愛護の声が高まる中、各自治体は、殺処分を減らしたりゼロにしたりする方向へとシフトしていますが、公の立場では予算的にも物理的にもやれることは限られています。いちばん手っ取り早いのが、動物を引き取らないこと。引き取らなければ、殺処分しなくてすむから。

 

一方で。

飼い主さんが亡くなったり病気になったりという事情で生きる場所を失ったり、人間の勝手な都合で捨てられてしまったりした動物たち、野生で生きていたけれどさまざまな事情で保護されざるを得なくなった動物たちは、後を絶ちません。

 

そうなると、その動物たちのためには民間の団体が頑張ることになります。

 

かわいがってくれる里親さんと出会えて新しい生活が始められるように取り組み、もし出会えなくても、責任を持ってよい環境を整えて最後まで愛しんで育てる。病気の動物にもちゃんと治療もして、その子その子の個性も大切にする。そういう活動に取り組んでくれる団体の存在が必要になってきます。

 

私が拾った子猫たちは、幸いにして、友達の頑張りのおかげで、里親さんの元で新しい生活を始めることができました、

 

でも、もし、あの時、友達が助けてくれなかったら…

もし、里親さんが見つからなかったら…

もし、あのまま溝の中でどんどん弱って、生きながらカラスにつつかれて息絶えてしまっていたら…

 

考えたら、涙😭。

 

保護された動物たちと、うちにいる猫やうさぎと、何が違うの?何も違いません。人間の都合で動物たちがこれ以上不幸にならない活動のために、今の私にできることをしようと思いました。

 

長く活動を続けておられるこのNPO団体さんは、何百匹もの保護犬保護猫のよりよい生活のため、所有している広い施設のさらなる増築・充実、猛暑と厳寒に対応するための何台もの大規模なエアコンの設置を計画されているとのこと。

 

私の寄付など雀の涙に過ぎませんが、保護犬保護猫さんたちが幸せに暮らせるよう、祈る思いです。

 

人間が犬や猫を愛するのは、彼らが人間を否定しないからだ、と、聞いたことがあります。確かにそうかもしれません。飼い犬飼い猫は、飼い主を無条件に受容してくれます。その存在に人間が癒され、その存在価値が人間の都合によるものだとすれば、存在そのものにも、人間は責任を持つべきだと思います。大切な命なのですから。

 

この現代、家をなかなか空けられない私でも、悲しい運命や悲しい命の結末を少しでも減らしていくための動物保護活動に何かの形で協力できるんですね。役に立てて、嬉しく思いました。このNPO団体の活動をこれからも応援していこうと思います。