いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

招かれざる「ヤツ」

今日は、全国的に快晴だったのこと。湿度も低くて、深呼吸したくなるような爽やかさでしたね。日陰は冷んやりとすらして、身を撫でていく風が本当に心地よかたです。梅雨の時期に雨量が少ないと、作物の生育不良や後々の水不足が気になりますが、ベランダで洗濯物を干しながら、しばらく突き抜けるような青空に見とれました。

 

さて、湿気の多い時期になると、毎年、家に上がり込んでくる「ヤツ」がいます。怖くて怖くてたまりません。絶対、来てほしくないし💢。もともと、来ていいよなんて、言ってないし💢。

 

「ヤツ」は、足がたくさんあるくせに、全く足音を立てることもなく、静かに静かにそっと歩んできます。時にはまっすぐに一直線に。時にはしなやかに身体をくねらせながら。暗い廊下だと、すれ違っても気づかず、あとで電気をつけた時に、「げっ!いつからそこを歩いていた😨?」と、恐怖と戦慄が走ります。

 

「ヤツ」との思い出は数知れず。

 

両手で何かを抱えて運んでいた時のこと。廊下でバランスを崩してよろけた時に、かかとが何か固いものに触れました。それが「ヤツ」でした(踏み潰しはしてない💦)。そりゃあもう、「ヤツ」も私もお互い大パニック。大慌てで火挟みを取りに走る私と、大慌てでスタコラと逃げる「ヤツ」。あんなに足が短いくせに、「ヤツ」は逃げ足早くどこかへ去ってしまいました。

 

その日の夕方、シャワーを使おうとして、排水口の蓋を取ると、やけにたくさん髪の毛が溜まっていました。うちの家族は、誰一人として、自分が詰まらせた髪の毛を取らないので、私がいつも、自分のシャワー前に掃除をするのです。

(シャワー後は、ちゃんと溜まった自分の髪の毛も掃除します。えっへん。)

 

もう💢こんなに髪の毛たまってるじゃん💢各自で取ってくれればいいのに💢と、プンプンしながら手を伸ばすと、髪の毛の束が、ごそっと動きました。

 

…えっ?…それは、髪の毛ではなく、「ヤツ」でした😨。

 

「なんと!朝からずっとここに潜伏していたのか!年貢の納め時!今度こそ成敗してくれるわ!」と、まだ身体が濡れてなかったのをいいことに、韋駄天のごとく?バスルームを飛び出し、火挟みをひっつかんで戻り、取っ組み合い?の末に身柄を確保し、申し訳ないですが、ガスコンロにて火あぶりの刑に処させていただきました。

 

リビングのソファで、ゴロゴロと毛づくろいをしていた猫が、ふと身を起こしてトコトコと数歩…そしてじっと何かを見つめている…。ん?どしたの?と思ったら、「ヤツ」がドアから入ってきて、リビングをえっちらほっちら横断しているところでした。ひえー。どこに行くの?😰。そっちに出口なんかないのに🥵

 

時刻はまさに丑三つ時。寝入っていた私の額を、何かが触りました。その一瞬には1㎝程度しか触っていなかったその何かは、秒単位以下のスピードで、2cm、3cm、と、髪から私の目の方へ向かって触れる面積を広げていきました。

 

緊急事態!これは「ヤツ」だ!

即座に覚醒😱!

 

手で振り払うと刺されるかもしれない…。こんな腹筋どこにあったの?レベルで一発入魂して身体を起こし、ヘヴィメタルヘッドバンキングのように頭を振りまくって、「ヤツ」を振り落としました。そのあとは、朝まで恐怖で一睡もできませんでした。

 

それと…。

 

いや。ああ。

「ヤツ」との不幸な出会いは他にも数々。書ききれないのでやめます。

 

ハウスメーカーさんにも、家に隙間がないか、床下に「ヤツ」の形跡がないか、確認してもらいましたが、ない、とのこと。

 

それも含め、いろいろ分析した結果、おそらく、「ヤツ」がうちに上がって来る経路は、私のベッドの真上にあるエアコン。室外機からダクトを通り、吹き出し口から家に侵入してきたとしか考えられない。

 

…安眠したい。

刺されたくない。

っていうか、見たくない。

会いたくない。

猫が刺されたりしてもかわいそう。

 

今日、これを、家の外壁の怪しげなあたりに置いてみました。

 

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8個入り。

 

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説明書どおり、2mおきに、水平に、壁に沿って、置きました。2箱分、16個を。このあたりが怪しいな、と思う、エアコンの室外機のあたりは、間隔を少し狭めにして、たっぶり?と。

 

頼むよ、ほんと。

効いてよ、これ。

効いてよ、お願い。