歯も胸も耳も痛い
その後、です。
覚悟を決めて歯医者さんに電話を入れました。「○日の午前中は空いてないでしょうか?」と尋ねて予約を取ろうとしたその一方で、「あいにく空いてないですねー」と言われないかなな…と、まだ、ネガティブな希望的観測に満ちた逃げ腰の自分が。
やれやれ、往生際が悪いこと😅🐟と、思わず一人で苦笑いしました。
幸か不幸か?予定通り予約が取れて、2度目の診察に行ってきました。入り口のドアを開けると、歯医者さん独特の、少しツーンとした、塩素系の?匂い。
あーこの匂いでまた身が縮まる…。
そんな思いを隠しつつ、平然とした顔を装って黙々とスリッパを履いていたら、カウンターにいた衛生士さんが、「あ、こんにちはー、お久しぶりですー😄」と声をかけてくれました。子どもが幼稚園の頃通っていたヤマハ音楽教室の仲間のママです。何年ぶりかに「あーこんにちはー!ほんとお久しぶりですー🍀」と言葉を交わしながら、失礼ながら、彼女も歳とったなあ…と感じました。少し頬がこけていて、笑いジワが目立つようになっていました。私より若くてずいぶん大柄で笑顔が素敵で若々しい印象だったのに。ちょっと、ドキッとしてしまいました。
…当然ですよねー。私だって、毎朝顔の修復工事に手こずるようになってきているし、皮膚は素直だから重力に逆らうことをしないし😑。
ヤマハ音楽教室の部屋でエレクトーンの前に座って、横でみつばちマーチを弾く子ども、先生の前に集まって、「ドレミファソ、ラファミ、レ、ド〜🎵」と歌う子どもを一緒に見ていたのも、約20年前…。
一生懸命子育てしたなあ…。
親として拙いながらも、拙いなりに、一生懸命考えて悩んで工夫して動いて、子どもが健康に幸せに成長できることを最優先して子育てしたなあ…。
子育ては、私の人生の最も大きな部分を占めてきた部分。あれこれ尽力したわりには、結果、どうだったんだか笑。
今思い返せば、子育ての極意は、「子どもの気質と個性と感情を、認めて合わせて伸ばすこと、無理にやらせるのではなく、楽しいからやりたいと思えるように導くこと」に尽きるように思います。
自分の子育てを振り返ると、反省することばかり目につきます。その時その時は、いつも一生懸命だったのですが、それでも、胸も痛いし、耳も痛い。今もう一度子育てすることになったら、もう少しうまくやれるかな。いや、でも、そんな気力はもう残ってないな笑。もう、いいわ笑。
久しぶりに会ったママ友だけに、なんだかしみじみと考えてしまいました。
さて、診察室に呼ばれて歯の治療。
結局、連結してかぶせてある右の上の奥歯2本の間にある、狭い歯茎の隙間に炎症が起きていて、そこから痛みがきていることがわかりました。ここですか?ここですか?と、先生が器具を動かして痛みポイントを探し当てた瞬間、突き刺さるようなえぐられるような感覚💦痛いこと痛いこと💦
レーザー治療やら何やらしていただいて、「SSの歯間ブラシも通らないので、こんな小さい歯ブラシでピンポイントに磨いてください」と。
帰りにドラッグストアに寄って早速買いました。
いつもの歯ブラシで磨いたあと、せっせとピンポイント仕上げ磨きをしています。数日たった今、毛先が炎症部分に当たっても、あまり痛くなくなりました。磨くことで、炎症もよくなってくるものなんですね🎵。
歯医者さんには、「また見せに来てください」と言われてます。
でも。もう、このまま行かずに治したいんだけど。磨き続けたら、どうにかならないかしら。…
まだ、無意識に、回避の言い訳を探しているようです😅。