夏祭りが廃止へ
なんだか毎日慌ただしくて、なかなか新しい記事が書けないまま、日々が過ぎていきます。自分の中から、書き留めておきたいような感情がほとばしり出ない、というか。日常のルーティンワークに対して、鋭敏な感覚をもっと持ち合わせていて、そこにちゃんと向き合っていれば、ささやかなエッセイ風になるのでしょうが…。結構淡々と目の前のことを処理していっているのかなあ。
長かった梅雨も明けて、真夏が始まりました。今のところはまだ曇り空の日も多いので、日差しよりも湿気のほうが身体に堪えます。私も家族も、気分が悪くなってクラクラしてきたり、頭痛もしてきたり。
こういうの、「天気痛」と言うんですね。そして、「雨の日は腰痛がひどい」という話をよく聞きますが、これも天気痛なんですね。
天気予報は、Yahoo!をいつも見ているのですが、ウェザーニュースのサイトに「天気痛予報」というのがあることに気づいたので、これからは、ちょくちょくチェックしてみようかと思います。
今年は、うちの団地の夏祭りも、コロナの影響で中止になりました。
そして、これを機会に、夏祭りのあり方についてアンケートの依頼が配られました。
というのも。
うちの団地も、高齢化への一途を辿っています。我が家の子供たちが小学生だった頃が子供の数のピークで、団地全体も若くて賑わいがありました。夏祭りも、子どもの夜店を開いたり、ゲーム大会やビンゴ大会で盛り上がっていました。子どもたちも私も、夏祭りには思い出が詰まっています。
でも、ここ数年は、わびしさが目立つようになりました。子どもの絶対数も半分以下になり、その子どもたちも、習い事のイベントや他の大規模なお祭りなどに行ったりするようになり、そうなると、若いファミリーの参加も減り、お年寄りだけの世帯になって参加しない人も増え、仲の良い一家が行かないからうちも参加するのをやめる、という世帯も増え、どんどん悪循環にはまっているのが、ここ数年の現状でした。
で。アンケート結果は、「廃止する」が7割だったそうです。
うーん、時の流れですね…。まだ、町内会総会で廃止の決定がなされたわけではないのですが、たぶん、そういうことになるのでしょう。
こうやって、日本の夏に当たり前にあった、盆踊り、太鼓、屋台、浴衣、ビール、かき氷…夏の景色が減っていってしまうんですね。ご近所間のふれあいや、おじいちゃんおばあちゃんたちと子どもたちとの間のつながりや、町内会の「熱」も、薄くなっていったり、途絶えていってしまったりしてしまうのでしょうね。
どこかの新しい団地にそれらが移っていって、その文化や風土がずっと引き継がれて残っていってくれればいいけどなあ。この現代では、それも難しいのかな、と、思います。
いい時代に子育てさせてもらったなあと思います。
暑さそのものも、昔とは違ってきていますね。夏を楽しめるレベルではなく、うだるような、常に温室の中にいるような、体温が上がりきってしまうような。鉢植えの花も、暑さの限界を越えるのでしょう、根腐れして枯れてしまうことが多くなって悲しいです。
でも、去年はダメになって今年リベンジした、オレガノケントビューティが、まだ持ちこたえてくれていて、ささやかな喜びです。
皆さま、酷暑にまいってしまわないよう、どうぞお気をつけください。