いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

棚ボタのお中元

連日の猛暑日…車の中の外気温の温度計は、時折40℃を越えていることも。日なたにいると干物になってしまいそうです。

 

去年くらいだったか、テレビで、「2100年の天気予報」というのをやっていたのを、たまたまチラリと見ました。確か、環境省が温暖化がこのまま進むとこうなりますよ!と、警鐘を鳴らすために作成したものだったと思うのですが、東京の予想最高気温は44℃になっていたような記憶が…。赤道直下の国の裸族じゃあるまいし、コンクリート排気ガスに囲まれて、どうやって生きていくことになるんでしょうか…。

 

私は、大学4年間を、東京・杉並区の四畳半の粗末なアパートで、エアコンなし、お風呂なし(銭湯通い)で過ごしました。確かに暑かったですが、間違いなく、東京でもそれで過ごせる程度の夏でした。社会人になってからは、ダイビングで海通いにいそしみましたが、伊豆や沖縄の海のダイビングサービスや民宿で、シャワーのあとや、夕食、いやビールの場で、エアコンの冷風を欲した記憶もないです。30年前がこんなですからね…。今から80年後の未来、ほんとに恐ろしいなと思います。

 

さて、お盆は、家族親族が顔を合わせることもなく、ほんとにお盆らしくなく終わってしまいました。それでも、家族が夏休みを取って普段以上に家庭内が密になると、あれこれと用事も増えて忙しかったです。用事や予定を振ってくる側は、自分の都合ですからいいんでしょうが、振られる側は常に「急に」なので、出かけるのにつきあったり、物事の中断が多かったりで、結構疲れました。まあ、主婦あるある、ですね。

 

そんな私に、お盆中に、思わぬお中元が届きました。アイロボット・ルンバ🎵。棚ボタなのです。えへへ。ラッキー🤞。

 

先日、義母が、掃除機をかけるのが大変なのでルンバがほしいと言い出しまして。

 

いやいやいやいや、ちょっと待って。

ルンバって、床の上を動くんだよ?

(当たり前なんですけど)

ある程度家が広くて、物が少なくて片付いてて、床がちゃんと見えてる家じゃないと、使えないでしょ?

あの家、狭いじゃん。しかも、あんなに物を捨ててなくて、雑然としてて、ルンバの直径より広く床が見えるところって、廊下以外ほとんどないじゃん。

ルンバ、動きたくても動けなくて、部屋の中で立ち往生してそれで終わっちゃうよ。

しかも、あれ、スマホのアプリで使いこなすものでしょ。そんなの、おじいちゃんにもおばあちゃんにも無理じゃん。

 

そうダンナさんに言いましたが、ダンナさんが聞いてなかったのか、ダンナさんがそれを伝えても義父母が聞いてなかったのか、果たしてどっちだったのかよくわかりませんが、結局、「最高級」のルンバを、義父母とダンナさんとで家電量販店にてご購入に。義母は、夢見る夢子お嬢様的なところがあるので、想定内、でした、が。

 

えー、買ったの?あの家で、ちゃんと使いこなせるの?まあ、私が口を出すことじゃないけど。

 

そう思っていたら、2週間ほどしてから、「ルンバが思いどおりに動かないから、要らない。あげる」とのお申し出がありました。

 

マジ?ほーら、きたきたきたー!

だから、最初から言ったじゃん。

やっぱりこうなったか笑。

まあでも、ありがたい😍

ちょっと、想定内だけど😆。

 

早速アプリを入れました。ふむふむ。まだ2回使ってみただけなので、手探りでよくわかってないのですが、ルンバくん、少しずつトレーニングを重ねています。あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。一生懸命部屋の間取りや凹凸を考えて覚えているみたいです。テーブルの足にぶつかっても、段差を乗り越えるのに苦労しても、文句も言わず、コツコツと淡々と。とっても健気な努力家です。

 

私もまだまだ手探り。ルンバと一緒に努力します✊。せっかくの最高級のお中元なのて、早いとこ無駄なくスマートに使いこなしたいものです✊。

 

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お盆休み中に家族で遠出ドライブした時の海。風もなく「ベタ凪」で、空も海もまっ青で、お互いを映し合う鏡のようでした🐳。