いつか海風潮騒へ

とりとめのない平凡な日常を綴っていきます。

ルンバのその後

ここ1か月くらいで、やっとルンバに慣れて、うまく使いこなせるようになりました。「重い掃除機をかけるより、やっぱいいじゃん🎵」と感じられるようになってきました。

 

やっと、やっと笑。

 

ここまで歳月?がかかったのは、ルンバのせいじゃないんですよ笑。

私自身が、ルンバの特性に合わせて自分の感覚ややり方を変えて、手順よく形よく効率よくまとめて動けるようになったのです、やっと。

 

テレビのCMやHPからすると、「狭いところも大丈夫!きれいになります!」みたいな印象ですが、まあ、そりゃ、100%ではないのです。だって、そもそも、ルンバの直径より狭いところと、高さより低いところには、絶対にルンバは入れません。」ブラシが回転して狭いところのゴミを掻き出します!」とは言っても、そのブラシが届かないところは掃除されません。障害物が多ければ多いほど掃除のやり残しの可能性も高くなるし、ルンバが障害物の形状を認識しつつ掃除しつつ右往左往すれば、その分掃除の時間も長くなります。それと、2センチまでの段差(フローリングとカーペットの段差など)までは越えられます!とは言うけれど、柔らかめのマットの場合は、越える時に巻き込んでよれよれに折れたり重なったりして、それを乗り越えて行ってしてしまいます…。そのあとの道順でまたそこに戻ってきた時に、立ち往生したり、折り重なったままその上を通過したりすることもあります。

 

ふむ。これじゃあ吸えないところ出てくるじゃん。

 

ですから、まず、ダイニングセットの4脚の椅子は、部屋の外に運び出してしまうことにしました。CMではルンバが足と足の間をかいくぐり、スイスイと滑らかに掃除しているように見えますが、実際は…ごっつん、ごっつん。ぶつかっては向きを変え、またぶつかっては向きを変え…💦(昔は家具に傷がついたということもあったらしいです)。そして、結局は、椅子の足とテーブルの足との間の狭い部分には、埃が取り残されてしまうことになるからです。

 

…部屋の外まで椅子4脚を運び出すのは、結構面倒です。椅子は重いし、外の廊下は幅も狭いし、えっちらおっちら…😓。自分でかける掃除機だったら、ダイニングテーブルの横に出して、テーブルの下をさっと掃除機かけて、終わったらすぐ元の位置に戻せばよかったんですけどね…。

ふう。

 

そして、部屋のあちこちにある猫の爪研ぎやねぐらベッドやお気に入りのダンボールもすべてソファの上にあげ、ゴミ箱やその他動かせるものは全て台の上にあげ、ファンヒーターもできるだけ壁際にくっつけて。

とにかく、極力モノを置かない、輪郭がジグザグしない床を作ります。

そして、ハンディモップで、ルンバが届かないドアストッパーの後ろや、パソコンデスクの後ろや、家具と家具の隙間やその他狭いところやすみっこの埃を掻き出して。

 

そして、定位置にルンバを据えて、スマホのアプリを開き、部屋の一覧からリビングルームを選択して、「今すぐ開始」をタッチして、掃除をスタートさせます。

 

その間に、次に掃除してもらうために、キッチンや洗面所を整えます。すみっこの埃を掻き出し、椅子や生ゴミバケツなど、床置きしているものを極力高いところにあげて。

 

合間に時々リビングを覗きに行くと、ルンバが自分でめくり上げてしまったホットカーペットのカバーの「よれ」に逆方向から突っ込み、乗り越えられなくなって苦しんでいる?こともあるので…慌ててカーペットを伸ばしてあげます笑。するとまたルンバはけなげにいそいそと働き始めます💮。

 

こうして、障害物を少なくして、何度か掃除させて部屋を覚えさせてアプリ内に地図を完成させてしまえば、わりと短時間で掃除を終わらせることができるようになります。今は、リビングだけで15〜20分くらいで済むようになりました。

 

リビングが終わったら、即、ルンバを抱えてキッチン洗面所コースのスタート位置に置いて、アプリでスタート。

その間に、リビングに戻って椅子や猫ぐっすりを元に戻し、次の掃除ポイント、階段と廊下のセッティングにかかります。ルンバでは階段は掃除できないので、いちばん上の段からいちばん下の廊下まで、モップで埃を掻き下ろします。ドアストッパーの後ろやスリッパ棚の真下のような、ルンバが届かないところの埃も掻き出します。そして、キッチン洗面所コースの掃除が終わったルンバを連れてきて、スタート位置に据えて、アプリでオン!その後、キッチン洗面所の全てを定位置に戻し、次の掃除ポイントの準備をします。

 

…とまあ、こんなふうに、ルンバの労働中に、前の部屋の片付けと次の部屋の準備をするというスタイルを定着させることができました✌️。

 

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ルンバには、ゴミがいっぱいになったり充電がなくなったりしたら、ホームベースに戻ってゴミを空にしたり充電したりして、また戻って掃除を再開する機能があります。

部屋やキッチンや洗面所のドアを全てオープンにして、「ひろーいひろーい、1階オールコース」にして、どこからでもホームベースに帰れるようにしておけば、この使い方も可能なのでしょうが、うちではちょっと難しいです。

 

1階オールコースだと地図が複雑すぎて、よけいに掃除の時間が長くなりそうだし。

もし人間はみんな留守であっても、猫とうさぎのために冷房や暖房を使う(😓)ので、部屋のドアを開け放すわけにもいかないし。

ダイニングの椅子をよけて置く場所もなくなってしまうし。

カーペットや部屋の角に突っ込んで動けなくなることもあるので、やっぱり無人でやらず、私がいる時にやりたいし、そうなると、私がルンバと共存しないスペースもほしいし。

 

だから、家族や猫の生活の邪魔にならないタイミングを狙って、部屋ごとに済ませていくやり方で試していって、やっと形になりました。音も、掃除機ほどうるさくないし、排気もきれい。吸引力も十分強力です(安いルンバだと非力だと聞いたことはあります)。

 

難点としては、ルンバが小さい分、吸引フィルターも小さいので、毎回分解して、ゲホゲホしながらの手作業での掃除が必要です。ダストボックスも小さいので、毎回空にしないといけません(猫のせいでゴミが多いのかもしれないけど)。ローラー部分も髪の毛がよく絡まってエラーが出るので、分解して掃除する必要があります。部屋の掃除をしなくてすむ分だけ、ルンバの掃除は要りますね笑。

そして…。パワーが強すぎて、絨毯やマットが痛んでくるとネットに書いてあったのですが、…確かに、そんな気がしないでも、ないです…💦。端っこがほつれてきたり、溜まったゴミ全体がほのかに絨毯色になっていて、え?これ、絨毯の毛を吸い取ってる?みたいな💦。まあ、もともとボロボロのものばかりなので、いいんですけどね。

 

iRobot」はとても頭脳明晰だけれど、結局は、使う側のアナログの要領、心地よく使うためのパターン作成は必要だなあと思いました。「iRobot」を使いこなす人間でありたい。でないと、せっかくご縁があって来てくれた「iRobot」のよさを、その家ならではの最大限レベルに引き出して使ってあげられない気がします🍀。

 

でも、うーん。もし、好きな掃除機買っていいよ、って言われたら、やっぱりルンバは買わないかなあ、と思います。それより、使い勝手のいい、超軽量で小型で吸引力のいいコードレス掃除機を買うかな。いつでもどこでもしたい場所だけできる、という手軽さに惹かれます。

 

やっぱり、古いアナログ人間です😅。

 

長くなりました💦。

今日はルンバレポートのみで。

 

寒くなりました❄️。皆様、お気をつけてお過ごしください。取り急ぎ。